避難所の様子です
私たちが訪れたのは市の総合体育館で、避難されてる人もとても多かったです。
体育館はとても綺麗でした。ここは恵まれている方なのかもしれません。それでも不自由さは想像以上だと思います。
あまり写真をパシャパシャ撮るのはどうなの??とも思いましたが、、残しておかねばいけないのでは…と思い、撮影しました。
ここの体育館には総勢800名近い人が居られると聞きました。
子どもたちは元気に駆けずり回ってました。ちょっとだけほっとしました。
電話機が設置されている横に携帯充電用電源もあり、そこで電話をする人たち。
パソコンも使えるようになっていました。
「一日も早い復興を願って」
洗濯物干しは、二階へ上がる階段部分を利用されてました。ほのかに洗濯物の良い匂いが。
こんな不便な生活を強いられているのですね。胸が痛いです。
漫画や本類はサブアリーナとメインアリーナの間にある通路兼ロビーみたいなところに全て設置されているみたいなのですが、いつも弓道場のみんなが出遅れてしまうのよ~と、おばちゃんが。
何かが届いたり来たりしても、いつも弓道場は離れてる分気付くのが遅くて、ここに来た時にはいっつも何も無いのよ~~~!だからこの漫画セット、あっちにも置いて欲しいワァ~って。おばちゃんが明るく言ってました。
運んで並べて来ました。
ちょっと離れた場所にある弓道場は、サブ・メインアリーナよりは静かで、やはり若干の空気の違いを感じました。
避難所内でもこうした(ちょっとしたことかもしれないけど)格差が生まれてしまうのですね。仕方の無いことかもしれませんが、みんな平等に、って本当に難しいことなのかもしれませんね…。
確かに物資が届いても、あっちには配られたけどこっちには来てないワヨ!とか、あっちはこんなモノが来てたけど、こっちはコレなの!?なんていうことも…あるのかもしれないですね。
そう思うと市や県が個人での物資を受付けない、1000個単位でないと受付けない、というのも、、うん…。
難しいですね…。個人で1000個単位は大変ですもの…。でも…だからと言って…。
難しいです。。どうしたら良いのか?
でもそのおばちゃんはとても明るくて、嶋田さんの年聞いて、「わっかいわぁ~~!全然見えない!あたしと3コしか違わない!!」なんて笑って話してくれました。なんだかほっとする瞬間でした。
でも、そのおばちゃんも、家が流されてしまってるんですよね。。
本当に、避難所の方々が一日も早く落ち着いた暮らしが出来るよう。
子どもたちがもっと思いっ切り走りまわったり笑ったり出来るよう。
みんなが早く、美味しいあったかいご飯が毎日食べれるよう。
私たちが、それぞれに出来ることを、身の丈にあった支援をしなければいけないな、と思いました。
節電、募金、支援物資、応援部隊、仕事、経済をまわすための買い物とか…いろいろ。なんでもなんでもいいし、なんでもあると思うのです。。
模索しながらやって行かねば、と思いました!
私の力なんて微々たるものでしかないけど…でも…そのちょっとずつがたくさんたくさん集まって、大きな力もあって、そしてそれがものすごいパワーに変わって行くんだと、思います!
出来る!と信じてがんばりましょう。私たちが!
被災地・気仙沼のレポートはこれで終わります。ありがとうございました。
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by mogyumogyu
| 2011-04-20 09:15
| 被災地・震災/岩手のこと